平野部の浅い釣り場や、川等流れの有るところでは底釣りが中心になります。
極端に言えばエサを底に置いて釣る場合は、ドボンの釣りが効果的です。
両ずらしの場合はドボンよりもアタリが出やすいのですが、これはウキがわずかに流されることによってハリスが張るからで、食い込みが良くなるというわけではないと私は思っています。
食いの悪いときは長時間放置して、エサが溶けて初めて食い込むことがあります。こんな時は風や流れで仕掛けが引かれると、針がエサから抜けてしまい針掛かりさせることができません。
しかしドボンなら、溶けたエサの中に針を維持することができるのでヒットに持ち込むことができます。冬場の低水温期には特に10分以上20分前後放置して、やっと食いアタリが出ることがよくあります。